今日も元気に食べ過ぎました。

毎日のごはんとおやつ絵日記です。ときどき、食べ過ぎて忘れます。

町の小さな松花堂弁当とがんばるドトール

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仕事でちょいと大宮へ。ランチタイムを挟んでの仕事だったのですが、小さいビルが立ち並ぶ国道沿いで、飲食店がぽつぽつとしかありません。それも地元の人のための個人経営のお店。こういう地域のごはんは、ギャンブルです。

一番近い小さな喫茶店に入ってみました。入ってみたら、奥に個室があったりして、小さくなかったんですけどね。

純喫茶というほどクラシックでもなく、かといっていまどきのカフェでもなく、ちょっと前なら普通にどこの町にもあった喫茶店です。と思ったら、ランチが案外、豪華。松花堂弁当を頼んでみたら、全部、たぶん手作り。喫茶店だからなのか、いい感じに力が抜けてる、安心できるおふくろの味でした。

メインがカツ煮か串カツだったのですが、2つも用意しているところがすごいなとも思ったのです。どっちかにしたほうが、出すのが楽じゃないですか。なぜ2種類だったのか、お肉が足りなかったのか。そして、私たちが頼んだときは、もうカツ煮が残り2個だったので、自動的にもう1人は、串カツになったのでした。

コーヒーもすんごくおいしい!というわけではありませんが、安定の味です。長く地元の人に愛されてきたんでしょうね。そんな歴史も感じられるお店でした。

 

仕事が終わり、帰宅途中に一息入れたくて、ドトールへ。最近は、某外資系コーヒーショップに寄ることがほとんどなく、ドトール、多いです。安いのに、コーヒーおいしいし。

外資系コーヒーショップは、NYに旅行していたとき、初めて入って、帰国したら自慢しよう!なんて思ってたら、ちょうど銀座に一号店ができた直後で、あんまり自慢にならなかった思い出があります。

映画の「プラダを着た悪魔」でも、某外資系コーヒーはトレンドの最先端という位置づけだったのに、今は、すっかり街になじみましたよね。たまに「プラダを着た悪魔」を観ると栄枯盛衰……、あ、違いますね、多銭善買(※)とでもいいましょうか。

それはさておき、ドトール。東京人の誰もが最低でも1年に1回は入ってるんじゃないかと思うくらい、お世話になっているチェーン店ですが、これだけ定期的に入っていると、商品の変化が分かるんですよね。とくにスイーツ系は季節ごとくらいに入れ替わるし、モンブランはその年によって、ちょっとずつ変わっています。

ドトールマニアは、そんなところも一人で密かに、ふふふと思いながら、食べるのでありました。

 

※多銭善買(たせんぜんこ)……良い条件が整っていれば、商売は成功しやすいこと、という意味だそうです。じつは私も知りませんでした。漢字検定1級レベルの熟語だそうな。四字熟語データバンクさん、教えてくれて、ありがとうございます。いい四字熟語が思い浮かばず、うーんと悩んでコレを選びましたが、もっとしっくりくる言葉がありそうです。