気がつけば、今年も2月に入った今頃、お正月に逆戻りして、食べ物日記を書いております。
カリフラワーとサーモンのサラダは、我が家のお正月料理の定番。カリフラワーのシーズンならいつ作ってもいいはずなのに、なぜかお正月にしか作りません。サーモンがお正月っぽいからでしょうか。
カリフラワーとサーモンに、細切りにしたにんじん、玉ねぎ、キュウリ、セロリ、スライスマッシュルームをフレンチドレッシングで和えたもの。カリフラワーは、酸味と相性がいいですよね。
気がつけば、今年も2月に入った今頃、お正月に逆戻りして、食べ物日記を書いております。
カリフラワーとサーモンのサラダは、我が家のお正月料理の定番。カリフラワーのシーズンならいつ作ってもいいはずなのに、なぜかお正月にしか作りません。サーモンがお正月っぽいからでしょうか。
カリフラワーとサーモンに、細切りにしたにんじん、玉ねぎ、キュウリ、セロリ、スライスマッシュルームをフレンチドレッシングで和えたもの。カリフラワーは、酸味と相性がいいですよね。
「こんなのが出てくるだろう」と思って注文したのと違うのが出てくると、たとえ、それがちゃんとした味でちゃんとした商品でも、「コレジャナイ」と感じてしまうものです。新年早々の「コレジャナイ」は、抹茶のソフトクリームでした。
濃厚ソフトというから、抹茶もたっぷり入っているのかと思ったら、「濃厚」の言葉は、バニラのソフトクリームにしか掛かっていなかったらしいです。がっくし。
おまけに、コーンが私の苦手なクッキータイプ。カリッカリのコーンでいいのに。
つまり、私はお安いソフトクリームのほうが肌に合うらしい? いやいや、過ぎたるはおよばざるがごとし、は、食べ物の世界でもあるのだと思うのです。
今回は、単に私とソフトクリームがミスマッチなだけで、これを食べて「おいしい〜」と満足する人もいるとは思いますが。
なんとなく思い立って、松島へふらっと行ってきました。初日の出を見に行くわけでもなく、時間も到着したのがお昼過ぎだったので、遊覧船はガラガラで気持ちよかったです。松島で遊覧船に乗るなんて、何年ぶりでしょう。途中、船内のアナウンスが何度も東日本大震災で点在する小さな島の形が変わってしまったことを伝えていました。
船員さんに聞いたところによると、今は遊覧船からかもめに餌を投げることは禁止されているそう。以前は観光客に人気のサービスだったのですが。東日本大震災で環境が変わり、かもめが島の松を荒らすようになってしまったからだそうです。
塩竃から松島への遊覧船を下りたあとは、おなかが空いたので、ランチに。とはいえ、お正月なので、あまりお店はやっていません。とりあえず入った洋食屋さんでカキフライ。松島なのでカキです。市場はやってないけど。
その後、瑞巌寺やら回って、お正月のミニ旅は終わりました。楽しかったです。
今日は1月21日で、お正月気分もとっくにどこかへ行っていますが、今頃、1月1日の日記をアップするのです。
我が家のお正月は、毎年、同じ。仙台の伝統的なお雑煮にはハゼが入るそうなのですが、私は食べたことがありません。両親がハゼが苦手なので、我が家は東京風のお雑煮です、たぶん。
たぶん、というのは、東京風も食べたことがないから。お雑煮は、お正月に、その土地で食べないと伝統が分からない究極の郷土料理の一つかもしれません。
昔は実家の母もお節を手作りしていましたが、さすがにここ10年ほどは手間もかけられなくなり、買うようになりました。今はお節もいろいろなところが販売しているので、毎年、食べ比べるのも、それはそれなりに楽しいお正月です。冷凍技術の進歩にも驚かされますし。
その中でも、これだけは、と母が手作りしているのが伊達巻きです。厚く焼いた卵焼きを裏巻きするのが母流です。もう30年以上、作ってるんじゃないでしょうか。昔は、海老を入れたり、変わり伊達巻きにも挑戦していましたが、最近は、卵とはんぺんのシンプルなレシピに落ち着いたようです。
伊達巻きは、やっぱりこれが一番、おいしいと思うのでした。
年内のおいしいもの食べ納めは、日本橋にある「鰻いづもや」のうな重です。盟友とも言うべきお仕事婦人会の忘年会です。食道楽の師匠が決めたお店で、私は初めて。日本橋も日本橋、すっかり静まりかえった東京証券取引所あたりをとぽとぽと歩くと、老舗らしい店構えから、外にまで蒲焼きの甘いたれの香りが漂ってきます。その香りに誘われて、ふらふら入る人もたくさんいそうです。
肉厚でお重からはみ出すくらい大きくてジューシーなうな重も大満足でしたが、初めて食べた「蒲の穂焼き」にはびっくり。くるっと鰻を竹串に巻いて焼いているのですが、うまみがぎゅーっと内側に凝縮されてて、うなぎのおいしさがストレートに伝わってきます。鰻は魚!なのです。
鰻は縄文時代から日本で食べられていたそうで、蒲焼きの原型がこの蒲の穂焼きなんだそう。そして、蒲の穂焼きが転じて蒲焼きになったという説があるそうです。蒲の穂って、以前は水辺でよく見かけていたような気がするのですが、最近はどこで見たのかしら……。次に見かけたら、蒲の穂焼きしか思い浮かばなくなりそうです。
いづもやさんの蒲の穂焼きのいわれはこちら
2017年もたくさんいただきました。ごちそうさまでした!
年内最後の打ち合わせで、郷土菓子研究社さんのBinowa Cafeへ。ここに打ち合わせに行くのは、おやつを楽しみに行ってるんじゃないかと思ってしまいますが、今日もしっかりいただきました。目当ては、クリスマス限定の「ピチヴィエフォンダン」。チョコレート味のアーモンドケーキにキルシュ入りのアイシングがたっぷりかかっています。
甘そうですが、見た目ほど甘くなく、チョコとのキルシュ酒の風味がいい感じです。林さんのお菓子はどれもおいしいのですが、これもほっんとにおいしかった。通年販売にして欲しいくらいでした。年内限定が惜しい、ホントに惜しい!
とはいえ、「ピチヴィエフォンダン」って何?のワタクシ。打ち合わせがあったので、林さんにじっくり聞く時間もなく、今、調べました。フランスのピチヴィエという町の名物郷土菓子なんだそう。
ピチヴィエフォンダンのお話は辻調のホームページにありました。