今日も元気に食べ過ぎました。

毎日のごはんとおやつ絵日記です。ときどき、食べ過ぎて忘れます。

アジフライとアイスコーヒーの「あ」

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有楽町界隈のごはん処といえば、交通会館の地下です。リーズナブルなごはんをさくっと食べられます。

今日はふらふらと「あけぼの」へ。今、Googleさんに聞いたら、カツ丼が有名らしいです。ホントかな? 食べてる人は見かけるけど、それよりとんかつのほうが多そうな。私も、とんかつが多いです。

最近、肉続きだったので、今日はアジフライに。頼んでから、アジフライとカニクリームコロッケと串カツがいっぺんに食べられるお好み定食にすればよかった!と後悔しました。次回はリベンジ定食です。

あけぼのは、つけ合わせのキャベツもちゃんと店内で切ってるし、ドレッシングも自家製です。決して広くない調理場でちゃきちゃき働く料理人さんたちを見ていると、「庶民の台所的な飲食店ってこういうものだったよね」って思い出します。

10席ほどのカウンターしかないので、お客さんはたいてい一人か二人連れ。だから、さっと頼んで、食べ終わったらすっと出るというのがいいんです。カウンターには別に会話もないのですが、アットホームな雰囲気なのは、お店の人たちの明るい接客と親切なサービスのおかげです。

ここからは今日の余談。おそらく彼氏が「ここいいんだよ」とかなんとか言って連れてきたのだろうと簡単に想像がつく若いカップルが入ってきて、隣に座ったんですけど、なんだかなーって感じでした。

いや、入ってきてもいいんですけど、お姉ちゃんの箸の持ち方が鉛筆持ちで、完璧なメイクとネイルがだいなしだったのです。お箸で漬物の皿を寄せたり、彼氏の漬物から好きなにんじんだけとっちゃったり、お行儀が悪いのですね。かなりかわいい女性だっただけに、横目で見ていてがっかりでした。

彼氏はまったく気にならないようで、でれでれしてて幸せそうでしたが、私は、「こういうのが、嫁姑バトルにつながるんだよなぁ」と、アジフライをかじりつつ、ごはんを食べていたのであります。

この手のがっかり感って、スポーツクラブや温泉でのパウダルームでよく見かけるのと一緒です。本人は完璧なヘアとメイクなのですが、立ち去った後を見ると洗面台が髪の毛だらけとかね。さっとふくだけでぜんぜん印象が違うのに。

ティーンエイジャーから20代前半のお嬢さんを育てているお母さんは、一度、娘さんと旅行したりして、他人の目で見てみるといいですよ。一緒に暮らしているから気づきにくいのかもしれないけど、お箸の持ち方とか洗面所の使い方とか、周囲の女性(私か!)の目はけっこう厳しいです。

ある程度、自分のことができるようになると、ほっといちゃってるお母さんが多いなぁと、プールの後、パウダールームでお嬢ちゃんたちを見てて思うことが多いのです。自分の支度が終わった後、洗面台は使ったままだったりするんですよね。「ああ、家ではお母さんがやってあげちゃってるんだろうなぁ」と思うんですけど。

社会人になってからは、男性とだけじゃなくて、女性とうまくやっていくのも大事なことだと思います。仕事の場だけじゃなく、プライベートで困ったときに助けてくれるのが周囲にいる女性だったりするからです。お箸の持ち方や使い方、洗面所やトイレの使い方がきちんとしてない人って、女性の味方が作りにくいだろうなぁと想像できちゃうのですよね。素が出ている裏側をバッチリ見られちゃいますからね。

などと言う私も我が振り直せ、で、それくらいの歳にどうだったかというと赤面もののような気がしますが、ただ、やっぱりまだ「女性としてのたしなみ」に厳しかったので、けっこう怒られた世代ではあるかなと思います。そんなことも思い出しつつ、自分も気をつけようと思いました。

と、ふがふが思いながら、カフェ・ド・ランブルへ。夏の間は命の水だったアイスコーヒーも、そろそろ終わりの季節ですが、今日は久しぶりに頼みました。今日も安定のおいしさ。ランブルのコーヒーは、そこらのエナジードリンクより、よっぽどシャキっと元気をくれるのです。

あ、ランブルのアイスコーヒーは年中、頼めます。

 

深沢キッチンのしっとりポークに舌鼓

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横田渉シェフとEmina Matsukiさんと夕方、打ち合わせ。2人は、Conveyというフード会社を経営し、「深沢キッチン」というデリショップを開いています。

Conveyはレストランを持たず、パーティやイベントのケータリング、食のコンサルティングなどがメインのお仕事。なので、知る人ぞ知る会社なのですが、深沢キッチンができたことで、デイリーに横田シェフの料理が食べられるようになりました。

深沢キッチンの魅力は、横田シェフがこだわった旬の食材と調味料を使いながらも、お値段はリーズナブルなこと。うちの近所にあったら毎日、通うのになぁというおいしい惣菜がいっぱいのお店です。たぶん、深沢キッチンが近所だったら、自分でごはん、作りません。

深沢キッチンがオープンしたのは、1年前。もともとConveyがアトリエとして使っていた肉屋さんをリニューアルして開店しました。

深沢キッチンは、自由が丘駅からちょっと離れた商店街にあります。周囲は住宅も多いのですが、シャッターを閉めている店が多いこともあり、町を元気にするような気軽に便利に買える身近なお惣菜やさんを、というコンセプトでオープンしました。だから、味は本格的なのに、お店の雰囲気はお二人らしく、ほんわかとして居心地がいいのです。

今日は、オープン1周年記念に作ったというりんごのジャムを思いがけなくいただいてしまいました。使っているりんごは、長野特産の「秋映」。

ビンを開けてスプーンですくったら、ジャムというよりコンポートのよう。しっかり形の残った果肉のまわりにとろっとした濃厚なシロップがたっぷりついている感じです。でも、食べてみると、やっぱり味はジャム。ふんわりとした食感なのに、甘味はしっかりしています。

このジャムを冷凍しておいたブーランジェリー・ジャンゴの食パントーストにたっぷりのせのせ。おかずは、深沢キッチン名物のもろみ醤油漬けのローストポークとさっぱり味のコールスローサラダ。

確かワタクシ、夕食は打ち合わせがてら、外で食べたはず……ですが、夜食もおいしく、しっかり、いただきました。今日もごちそうさまです。

 

www.fukasawakitchen.tokyo

 

 横田シェフの初めてのレシピ本。これに出てくる肉料理がまたおいしいんです。

やっぱり肉料理~カリフォルニア・キュイジーヌのとっておきレシピ

やっぱり肉料理~カリフォルニア・キュイジーヌのとっておきレシピ

 

 

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初有田で作家モノに萌え萌え

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今回は初日に仕事が終わってしまい、帰京する飛行機がなかったことから一泊することに。レンタカーもあったので、有田に寄ってみました。

お店がたくさんあるので、うつわの師匠に教えを請うたところ、「手塚商店」さんを教えてもらいました。行ってみると開店時間を過ぎているのに、「ん?開いてない?」。 そういうこともあるかもね〜と思い、他のお店に行っていたのですが、どうしても諦めきれない。

店構えの雰囲気も、どうも閉店時間という感じでもなかったので、電話をかけてみたら、運よく通じたのです。所要で不在だったとのことで、「これからまた出るんですけど」というところを「近くにいるんですけど〜」とお願いして、15分ほど開けてもらいました。ラッキーでしたけど、手塚商店さん、ごめんなさい。ありがとうございました。

お店に入ってみたら、めくるめく世界です。わー、これも欲しい、あれも欲しいと思ううつわがいっぱい。手塚商店さんのお店も大正時代の建物だそうで、歴史ある立派な店内を眺めているだけでも楽しくなります。

手塚商店は販売店というより、ギャラリー兼販売のお店だったらしく、陶芸作家さんの作品がずらり。作品の後ろにはっきりと人間がいると分かるものは、心をわしづかみされますね。とくに手塚商店さんのうつわは、セレクトが私のツボ。完成度が高いにもかかわらず、きどっていなくて、普段使いにできる親しみやすさがあるのです。

有田焼は量産したものか、ものすごーいお高い芸術作品か、というイメージだったので、「あ、こういう作品もあるのね」と目から鱗でした。

もっと買いたかったのですが、お財布には限界というものがあります。悩んでいる時間もなかったので、泣く泣く絞り込み、買ったのは、たなかふみえさんの3品。それと、瀬戸口真さんの小鉢を買いました。

うつわは直に見て、触ってみないと分からないですね。写真では素敵に見えたのに、いざ目の前にして持ってみると、「あれ?なんか違う」というのもけっこうあって、逆に写真では地味に見えたものが自分にしっくりきて、手放したくなくなることもあります。

うちに無事に持ち帰り、梱包を解いてみると、やっぱりいいわ〜、の一言。沖縄にある育陶園の姉妹店「Kammy」で買ったボウルを某暴れん坊にゃんに破壊された思い出が一瞬、よぎりますが、できるだけ長〜く我が家にいてくれますように!

本日の食べ物ネタは、ちゃんぽんと羊羹でしょうか。小城市に羊羹店が25軒もあるとは知りませんでした。

 

www.yamago-tetsuka.com

 

甘くて苦くてほんのりしょっぱい緑のクッキー

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台風一過のせいなのか、突然、このクッキーが食べたくなりました。材料はなんとか冷蔵庫にある!というので、オーブンでブーン!

グー先生こと、料理研究家の林幸子先生レシピの抹茶塩クッキーです。

ほんのりしょっぱい抹茶クッキーの上に粉チーズがたっぷり。生地にもパルメザンチーズが入っています。

お菓子の禁断の味といえば、しょっぱいのと甘いのが一緒に味わえるタイプ。このクッキーも上品な甘さとしょっぱさがいい感じに混ざり合っていて、しかも、その間に抹茶の苦みも感じるのです。ついつい手が伸びてしまって、あっという間に食べ切りそうです。「お酒のつまみにも」というコピーも納得です。コレ、多分、ワインにもぴったりです。

一昨年、私がちょいっと運営しているSavory Japanの料理教室でグー先生に抹茶を使った料理教室の講師をお願いしたとき、私が「ぜひに」と、リクエストしたのがコレ。他に抹茶ミルクスコーンと抹茶鯛茶漬けも作るという欲張りな内容でした。あー、おいしかったなぁ、抹茶の鯛茶漬け。また食べたいです。

今日、作った抹茶塩クッキーも抹茶ミルクスコーンも、抹茶鯛茶漬けも『抹茶の和みおやつ』に載っています。お菓子以外にもパスタや丼モノも紹介されていて、抹茶カフェで出てきそうなメニューがいっぱいです。

 

抹茶の和みおやつ

抹茶の和みおやつ

 

 

 

 

ふりかけに負けたカレイの煮付け

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スーパーに寄ったら子持ちのナメタカレイの切り身があったので、今晩は煮付けー。レシピは土井善晴先生で。

 

www.kyounoryouri.jp

カレイの量が少なかったからか、火加減が強すぎたからか、煮汁は濃いめに。もともとのレシピも、けっこうこってり甘いので、我が家の場合は、砂糖は半量か2/3でもいいかもです。

煮魚、もうちょっと上手になりたいですわ。

魚料理が食卓に並ぶときは、飼い猫との闘いが待っています。「ハウスッ!」ということで、一応、ドアを閉めた別室に待機していただくのですが、ドアをガリガリやりそうになるので、根負けして出すという闘いを毎回、繰り返しております。

しかし、今回はいつもと違いました。ナメタカレイの煮魚には興味がないらしい。煮汁の匂いに惑わされるのでしょうか。

彼女の関心は、魚より、「おとなのふりかけ」のかつお味空き袋でした。ラッキー!空き袋に突進して格闘している姿を横目に、ゆっくりと夕ご飯が食べられたのであります。

 

 

ジャンゴ秋のパン祭り

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江古田にある「ブーランジェリージャンゴ」は、私が大好きなパン屋さんです。普通に毎日、ごはんを食べるような感覚で食べられるパンを作っているから。「普通においしい」って簡単なようで難しい。ジャンゴのパンは派手ではないけど、しみじみと「食べる楽しさ」が伝わってくる味。そういう意味では、私は東京一、おいしいパン屋さんだと密かに思っているのです。

オーナーのソーイチローさんが次々とチャレンジしている旬の素材を使った新しいパンをFacebookで見るのも楽しいし、お店に行くと、ついいろいろ買い込んでしまいます。が、私が絶対に欠かせないのは、食パン。ジャンゴの食パンが食べたいから、早起きしようと思うくらい好きなのです。

今日は、ちょうど益子の「よしざわ窯」さんからチャコールのラウンドリムプレートが届いたので、乗せてみました。

 

ブーランジェリージャンゴ

東京練馬区栄町17-3 水入ハイランドマンション B1F

 

 

ブーランジェリー ジャンゴ

 

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