神宮前の郷土菓子研究社で打ち合わせ。11月の限定菓子を試食させてもらいました。役得です。
一つは、とろっとろの控えめな甘さの白木耳蓮子湯(バイムーアーデアンツーター)。白きくらげ、ナツメ、クコの実、蓮の実と薬膳スイーツと呼びたいくらい、漢方で女性の体にいいと言われる素材がたっぷり使われています。スープのとろみは、白きくらげのもの。なんとなくだるかった体もこのスイーツのおかげで、元気が出てきました。
もう一つは、ウクライナのキャロットケーキ、モルコヴニツェです。東欧ではキャロットケーキがよく食べられるそう。このケーキは、シナモンやクローブのスパイスがしっかり効いていて、やさしい甘さと香りがたまりません。
モルコヴニツェは、郷土菓子研究社の林周作さんと一緒に作った『『旅して見つけた!地方に伝わる素朴なレシピ 世界の郷土菓子』(河出書房新社)にも登場しています。
『世界の郷土菓子』は、ユーラシア大陸の郷土菓子がたくさん登場しているのですが、初めて聞く菓子名も多く、ヴなのか、ブなのか、ツェなのか、チェなのか、制作中はかなり惑わされました。
限定菓子の3つめ、フランスのマカロンダミアンは、まだ食べてないので、11月中に食べにいきたい所存であります。
世界の郷土菓子: 旅して見つけた! 地方に伝わる素朴なレシピ
- 作者: 林周作
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2017/04/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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