北野天満宮のすぐ横にあるカステラ専門店「Castella do Paulo」のオリーブ入りパンデローです。私はまったく知らなかったのですが、京都を案内してくれたお友だちが教えてくれました。
長崎で日本のカステラを学び、ポルトガルに伝え、京都では逆にポルトガルのカステラを伝えているんですね。面白い!
オリーブ入りパンデローは、私が知っているふわっふわの生カステラのようなパンデローとはまた違い、軽い食感ながら、パンデローのなかでも生地はしっかりめ。塩けと酸味のある刻んだオリーブが混ぜられていて、トッピングとしても3粒乗っています。甘いのとしょっぱさ、酸味も加わって、なかなか面白い味です。お菓子なんですけど、お酒のつまみのような味わいもあります。
この日は、「郷土菓子研究社と31人の作家の器」展の取材だったのですが、偶然にも、世界の郷土菓子デーになりました。「郷土菓子研究社と31人の器」展でも、31種類の世界の郷土菓子が披露されてますし、カフェで食べることもできるので、お菓子めぐりで世界を旅するのも楽しそうです。
郷土菓子研究社と31人の作家の器 12/2-12/10 @YDS