今日も元気に食べ過ぎました。

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31種類の世界の郷土菓子と新作器の競演

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今回の京都訪問の目的は、「郷土菓子研究社と31人の作家の器」展の応援兼取材に行くことでした。初めてギャラリーYDSさんに入ったのですが、京都の老舗染工房「高橋徳」さんの建物を使った趣のあるギャラリーで、まず会場の京都ならではの日本家屋が素晴らしい。その上、さらに作家さんたちの器と林周作さんが作る郷土菓子のコラボレーションも見事なものでした。

この展覧会は、今年4月に出版された『旅して見つけた!地方に伝わる素朴なレシピ 世界の郷土菓子』(河出書房新社)に登場する31種類の郷土菓子を器とコラボしたいという著者の林周作さんの熱意から始まりました。

ギャラリーYDSさんが林さんの熱意に応え、知り合いの作家さんや陶芸祭りなどでスカウトした作家さんたちに制作を依頼。作家さん集めにはかなり奔走したそうです。YDSさんの尽力もあり、31人の作家さんも若手からベテランの方までバラエティに富んでいます。

そうして集められた陶芸や木工、ガラス作家さんたちが、林さんが作る世界の郷土菓子にインスピレーションを得て新作を発表するという、とても贅沢な展覧会なのです。

会場には、世界の郷土菓子を器に盛ったメインの展示に加え、作家さんたちの作品販売展、郷土菓子研究社のお菓子が買える物販コーナーがあり、さらには、展示の器で郷土菓子が食べられるカフェルームも用意されています。

カフェルームでは期間中、31種類のお菓子が提供されるので、展覧会にまめに足を運ぶことができれば、コンプリすることも可能です。

初日は開場直後からたくさんのお客様がいらっしゃって、とてもにぎやか。お菓子と器というテーマのせいなのか、ほんわかと温かな雰囲気で、みなさん、作品を楽しそうにご覧になったり、おいしそうにお菓子を召し上がったりしていました。かくいう私も、早々に作家さんの器をいくつかゲット!帰京してから、「あれも買えばよかった!」と後悔しております。

『世界の郷土菓子』を編集するとき、私たち編集スタッフも31種類のお菓子をすべて試食しているのですが、さすがに一度に撮影はできないので、2回に分けて撮影しています。ですから、31種類を一度に見たことはありません。こんなふうに、書籍のスタイリングとはまた違う形で、作家さんの思いがこもった器に乗せられた郷土菓子を見るのも、とても楽しかったです。

 

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世界の郷土菓子: 旅して見つけた! 地方に伝わる素朴なレシピ

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