まだ秋だけど、まだ10月だけど、ラミーとバッカスの季節が始まりました。
9月26日から発売開始になっていたようですが、なぜか寒くならないと、目に止まらないチョコレートです。バッカスも食べますが、私は、どっちかっていうとラミー派です。
調べてみたら、バッカスはなんと1964年に発売開始だそう。それも、チューインガムから出発したロッテが初めて発売したチョコレートだったとは。「ガーナセミスイート」と同時発売だったらしいです。お値段は、バッカスが70円、ガーナセミスイートは30円と50円。ラミーは翌年の1965年発売で50円とのことなので、価格差はブランデーよりラム酒が安いってことでしょうか。バッカス、爆発的に売れたんでしょうね。ロッテのサイトを見ると、バッカスのパッケージが当時とほとんど変わらないのもすごい。
64年に発売したということは、あの頃も東京オリンピック景気を狙ったんでしょうか。
当時のサラリーマンの月給を見ると、2万7200円。チョコレートの価格を今の貨幣価値に換算すると、20円のチョコレートは167円だそう。70円で計算すると、617円になるので、当時の物価から考えるとけっこうな高級チョコじゃないでしょうか。朝ドラの「ひよっこ」でもすずふり亭のコロッケが1個50円でしたし。